Project Wild!!
あれは懐かしい、5年ほど前のこと...
帆船みらいへのスタッフとして働いていた時に、ボースン(船のマストやセイルに関わる管理をする役職)だった迫田さんから、
クルー全員でProject Wild(環境教育指導者資格認定講習会)の講習を受けました。
一風変わったこの環境教育の講習は、
最初に参加者同士が打ち解けるゲーム(でも環境教育に関係ある)から始まり、
村を作るために喧々諤々と話し合ったり、
自然界での個体数変化を身を以て体感するゲームがあったり、
環境についての勉強というよりは
コミュニケーションや思考を通して自然について考え、地球の環境に触れていく実践的な内容。
船のプログラム構成にも活かせる講習なので、
それを今年また迫田さんが開催するということで、今回はアシスタントとして海の真ん前、三浦海の学校で参加しました。
⇩
Project Wildは知識を入れる形ではなく、実践することで考え、学びが深まる。
こういった講習を受けていたりする活動は、帆船とは離れた動きのようかもしれないけれど、
全てが繋がっていて、実は船のプログラムに混ざっていることもあって、
今月開催の4月27日(土)HELLY HANSEN FAMILY VOYAGE 博多にも活かされています。
あっ告知になってしまった!
親子向け、帆船みらいへの航海参加者募集中です!⇩
いろんな方が申し込んでくださったり、広めたりお勧めしていただいていて
本当にありがとうございます!!
海で会いましょう!!
エリ
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カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅 on YouTube!
カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅が動画になりました!
身体の片側に雪が積もっているのがわかると思います(笑)
観てね!!
チャンネル登録してもらえたらそれを励みに(スローですが)アップします!
そしてISPAのカナダコースはお勧めです!
エリ
僕たちは海への入り口を作りたい、海で冒険できる世界を作りたいと活動しています。
ISPAのヨットでガルフ諸島セーリングに興味のある方、参加してみたいという方は是非ご連絡ください。
・お申し込みの流れ
・必要な持ち物のご案内
・現地インストラクターとのコンタクト
・現地の情報やご相談など
国内、海外の海でセーリングしている僕たち帆船乗りがお手伝いいたします。お気軽にご相談、ご連絡ください。
《お問い合わせ先》
現在募集中!
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5/11HELLY HANSEN Family Voyage神戸 お申し込み再開しました
お申込み予約システムに不具合が発生していた5/11HELLY HANSEN Family Voyage神戸ですが、システム復旧し本日よりお申し込み再開いたしました。
お待たせしていた皆様、ご連絡くださった皆様、すみませんでした。
また、ありがとうございます。
HELLY HANSEN FAMILY VOYAGEのページからアクセスできるようになっています。
博多港の開催はついに1ヶ月後に迫ってきました。
皆様と当日お会いできることを楽しみにしています。
スピリット・オブ・セイラーズ
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5/11HELLY HANSEN Family Voyage神戸航海のお申込みについてのお知らせ
みなさま、たくさんのシェアありがとうございます。
只今、5/11HELLY HANSEN Family Voyage神戸の航海のお申込み予約システムに不具合が発生して予約が出来ない状態になっております。
ただいま急ぎ復旧に向けて原因の究明と復旧作業をしております。復旧次第お知らせ致します。
4/27博多航海のお申し込みに関しましては問題はございません。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
お問い合わせは
までご連絡下さい。
スピリット・オブ・セイラーズ
日本のシーシャンティ
シーシャンティを聴いたことがありますか?
「ん?シーシャンティってなに?」
...ですよね!
私もオーストラリアの帆船で働くまではほとんど聴いたことがありませんでした。
Sea Shantyは海の労働歌。
ロープを引いてセイルや錨(イカリ)をあげたり、帆船乗りが同じタイミングで力を合わせて何かを動かさなければいけない時、歌っていた歌です。
日本でいうと...船をこぐタイミングや網を引くタイミングを揃えていたソーラン節が近いかと思います。
実際どんな雰囲気かというと、こちら。
私の好きなシャンティの一つで、クルーの歌う「South Australia」⇩
さて、そんなシーシャンティを歌う方々が日本にもいます!
去年私たちも聴きに行ったのですが、Drunken Sailorなどの海外のシーシャンティにもグッときたのですが、
不覚にも小学生のときから知っていたはずの「海」を最後に聴いた時にはあまりにも素晴らしい歌い方で、思わず泣きました。...本当です(笑)
大人気なので、ぜひ事前にチケットを予約してから見に行って欲しいと思います。
そして... 私たち「スピリット・オブ・セイラーズ」と「帆船日本丸を愛する男声合唱団」が組んだらとても面白そうなことができそうではないですか?
そうです、この企画も長いことあたためてきたのです!
そのお知らせ、Coming Soonです!!
*昨日はたくさんのシェアありがとうございます!!!!
エリ
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先走ったお知らせをメッセージしてくるのはこちら⇩
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HELLY HANSEN FAMILY VOYAGE 開催決定!
ついにこの日が来た!!!
1年前からずっとずっと用意してきた企画。
一本のメールから始まって、何回もミーティングして、船を見てもらって、展示会に行って、
ゆっくり作ってきて、やっと! やっと今日、形になりました!!
ずっと言いたかったけど言えなかった...!
お知らせできることが嬉しい....!!
Spirit of Sailors ✖️ HELLY HANSEN ✖️帆船みらいへ コラボ航海
「HELLY HANSEN FAMILY VOYAGE」 in 博多・神戸・横浜
セイリングウエアブランドのHELLY HANSENと、帆船みらいへと、スピリット・オブ・セイラーズのコラボで、親子で帆船みらいへに乗る航海を豪華にも博多、神戸、横浜の3箇所で開催します!
昔から海に出る時に着ているHELLY HANSEN。
カナダの猛雪からも守ってくれました。ありがとう....
_____________
1877年にノルウェーの商船の船長が、乗組員のために防水ウエアを作ったことからブランドが始まったHELLY HANSEN。
海と船に関わりの深いHELLY HANSENと、帆船「みらいへ」に乗船し、ロープワークや操舵、ハンドセイルなどのアクティビティを体験しましょう。
「海に出る」「風の力で海を進む」「大自然の中で仲間と力をあわせる」
これらの非日常の体験から刺激を受けて、チャレンジする必要性や新たな発想力を養いましょう。HELLY HANSENはイベントやものづくりを通じ、そんな子ども達を応援します。
HELLY HANSEN FAMILY VOYAGEで、かけがえのない体験を!
展帆(セイルをひらこう!)
11:30 昼食 帆船カレー
12:30 デッキゲーム
操舵体験(舵を取ろう!)
ロープワーク(船乗りのロープの結び方)
16:00 下船
______________
乗船者にはとてもレアなHELLY HANSENと帆船みらいへコラボのオリジナルワッペンのプレゼントがあります。私が欲しいです。
詳細は是非HELLY HANSENのホームページを見てください。
今回は小・中学生の方とそのお連れ様を対象としたFAMILY VOYAGEで、子供と大人に本気で海で遊んで欲しい3日間です。
小・中学生のお子様やお孫様のいらっしゃる方、あまりインターネットを見ない方にもこの機会が広まりますように...!!
【拡散希望】です!!
FAMILY VOYAGE | HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)公式サイト - GOLDWIN
エリ
昨夜、先に申し込みページがオープンになったことが嬉しく、思わずFAMILY VOYAGEの案内をメッセージしました。
フライングなこと、ちょっとうち内なお知らせ、皆さんに聞きたい質問などをお送りしています⇩
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カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅⑦最終回
カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅⑦
「今日はそんなに急ぐ距離じゃないからみっちり座学をやるよ」
朝、インストラクターのボブさんから投げかけられた言葉。
座学好き!ヨットのこと、もっと知りたいと思い始めていたのでなんだか嬉しい。
しかしやり始めたのは潮汐計算。潮の満ち干で水深は常に変化しているそいつを正確に教えてくれるのが潮汐表。
カナダにももちろん潮汐表があり、計算すると自分の知りたい場所・時間の水深、満潮・干潮時間を知ることができる。
大型の船で航海士経験のある僕には馴染みのある世界。あぁー新しいことをやりたかったなー・・・
なんて思って計算を始める・・・わからない・・・なんで?
計算の仕方が違う、潮汐表の使い方が違う。
こりゃいかんと頑張って計算を!と思ったら計算ではなくて表から数字を拾えるようにできていた。
合理的にできてる。日本の潮汐計算てどんなだっけかと思い出そうとしたけど今入ってきたカナダ潮汐情報が邪魔してうまく思い出せない。
もっときちんと真面目に勉強をしておくべきでした。。。
お世話になった船長の皆さん教えてれくれた先輩航海士の皆さん、本当にすみません。もっと勉強します!
午前中、目一杯座学を行う。頭から湯気が出そう。
外に出るとキリッとした空気が気持ちよくて、気分がスキッとする。頭の中も整理され、今覚えたこともキリッと整理されてどっかいった。
ボブ先生、体で覚えるタイプの僕を許してください。
出港だ!
嬉しい。天気も悪くない。風は一切ない。アンカー(錨)の打ち方について2時間ほど実技を交えて講義。大型船と全く違うアンカーの打ち方に新鮮な気持ちになる。用語はカタカナばっかりでややこしいと思った。
アンカーの打ち方も一通り終えて、船が忙しく行き交うバンクーバーはイングリッシュベイを慎重に出港する。
橋をくぐり、広い海域に出る前にエンジンが止まった・・・
まじ?
風はない。
インストラクターのボブさんは冷静に数秒考えてから「アンカーを打とう」「水深は?」と素晴らしい判断。
すぐに舵を握っていたイトウさんが9mと応答する。
「このまま惰性でもう少し浅瀬の方に近づいてアンカーを打とう」
すぐにアンカーを準備してアンカリング。
これでまず船は安心な状態になった。
エンジンを点検する・・・・
症状を確認する・・・・
「せっかくのいい機会だからエンジンの緊急対応について抗議しながら進めよう」とボブさん
なんだかその余裕のある雰囲気にこちらも安心して「こんな機会を楽しもう」という気がしてくる。
自分の船じゃ、まずこうはならない。
インストラクターって大切だなーと感じながら。エンジンの冷却系統・燃料系統について順にトラブルを追っていく。
エンジンが止まった理由がわかった。燃料フィルターの詰まり。フィルターにかなりのスラッジ(かす)が溜まってる。
うーん。これか!見つけた嬉しさでテンションが上がる。
フィルターを交換して、ラインの空気を抜く。無事にエンジンが息を吹き返した。
思わぬトラブルだったけど本当に良い経験になった。言動・雰囲気一つで参加している人を不安に落とし込んでしまうこともあり、安心させることもできるインストラクターの在り方を強く感じたできことだった。
目的地は昨日行くことを断念したボーエンアイランド。良いパブがあるらしいというだけで気分は高まる。
途中、アザラシを数匹見た(気分が高まる)、山は迫り来るようでとても良い景色だ(気分が高まる)。
風がないので全てエンジンでゆく。あっという間にハーバーについた。
ハーバーにはたくさんのヨットが止まっていて絵本に出てきそうな小さな港町。
着替えを済まし、パブに繰り出す。
これが楽しみってもんだぜ!
パブに着くと雪がしんしんと振りはじめ、外の景色がどんどん雪で白くなって行く、暖炉に火が入り、本当に静かな景色。
航海を共にした仲間とビールを飲み、美味しい食事を共にする。本当に最高の時間だ。
パブのトイレには地元のヨットクラブのものだと思われるフラッグが描かれたタイルが。
もう、明日で航海が終わるんだな。終わってほしくないような・・・そんな気分。
同時に便利で快適な陸の世界を楽しみにしている自分。
帰る場所がきちんとあるから、もっとこの世界に浸っていたいという思いがこみ上げてくる。
陸ではお金を払えば大抵のことは経験ができる。海での経験というものはお金をいくら払っても自分自身が大自然に飛び込まない限り絶対に体験できない。
相手が自然だから、全く同じ経験、同じ航海は二度と再現できない。
だから僕たち航海を経験した人間は自分の大切な体験としてその航海や、海での思い出を強く記憶に刻み込む。自慢話みたいな話も多くなっちゃう。それでいいと思う。自慢の冒険談をたくさんできるような人生って素敵だ。
航海を一緒にした仲間は何年経っても一瞬で元に戻れる。そこには年齢も、性別も、経験があるとかないとか、陸でどんな肩書きとかは全く関係ない、人間が生で人間と付き合える、そんな力が海にはあると僕は持っている。
日本に帰って僕は日本の海でこの感情を体験できる世界を作ろうと思った。それは日本だけとかそんなものではなくて、カナダとももちろん繋がっていて日本の海でヨットやセーリング、帆船の航海を経験した人が「カナダも行きたい!冬に行きたい!」てなるような体験、みんなに帰って自慢したくなるような体験を提供したい。
人生は航海だ。人生を冒険しよう。
そんな気持ちになれる体験をもっとたくさんの人に広めていけるように、僕たちスピリット・オブ・セイラーズは海への入り口を開けるように進んでいきます。
とりあえずカナダでの航海のお話はこれでおしまい。
たくさんの人に読んでもらえてとても嬉しいです。
この後、帰りの航海は大雨で散々だったことや、バンクーバー観光の話、ボブさんのお家でみんなでおもてなしされた話はまた機会があれば。
海に出て見たいという人、カナダに行って見たい人、僕らの活動に興味がある人いつでも気軽に連絡をください。
帆船バカ カイ
僕たちは海への入り口を作りたい、海で冒険できる世界を作りたいと活動しています。
ISPAのヨットでガルフ諸島セーリングに興味のある方、参加してみたいという方は是非ご連絡ください。
・お申し込みの流れ
・必要な持ち物のご案内
・現地インストラクターとのコンタクト
・現地の情報やご相談など
国内、海外の海でセーリングしている僕たち帆船乗りがお手伝いいたします。お気軽にご相談、ご連絡ください。
《お問い合わせ先》
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