いい研修てなんだろう?
新人研修のスタッフをしてきました。
カラッとして明るい研修生たち。
夜に、どうしたらセイルの構造がわかりやすいか、模型を使って伝えられる様に組み立て中。
実は数年前にある新人研修のスタッフをした時。
その時はつらかったです。
研修生が言ったこと、やったことに対して何かコメントや指摘をしなければいけないと自分が思っていたから、まるで評価する様な目線で人を見ていた。
そして、注意した言葉が全部自分に跳ね返ってくるような気持ちがしていました。
一つ一つが
...それ私見本になるくらい出来てる?
研修生にも自分の言葉が響いてないように感じていました。
新人研修て、
研修生は、入社することには合意しているけど、
研修には、一般のお客さんのように自分から選んで申し込んだわけではない(合意してない)から、モチベーションは別の所にあるようにも感じます。
でも、研修の内容を持って帰って貰えるにはどうしたらいいのか。
今年はスタッフをするときに、
ちょっと心配な気持ちと、
せっかく船で起こることは全て理由があるのだから、
その自分の知っていることを伝えよう、研修生と本当に思っていることを話していこうと思いました。
1日の終わりに研修生が気持ちを話す時間。
評価の目線を捨てよう。
そう思ったら、気持ちの反対側から
「彼はどうしてこう言っているんだろう? どんな人なんだろう?」
話すことを聞いている内に、彼らに興味が出てきた。
話を聞きたい。
きれいな言葉でまとめてないかな?
と思うこともあれば、
面白い視点に驚いたりして、
そこにわざわざ何かコメントしに入る必要はないように感じた。
そして段々彼らを好きになった。
だから、セイルハンドリングをしていて語気が強くなってしまった時、
でも、あなたの安全を守りたい、その為の動作であること、
その理由を伝えようとしたときに、
相手が話を受け取ってくれて、後腐れがない感じがした。
言い方じゃないのかもしれない。
何も言わなくても、相手をどう考えているかが伝わることもあるのかもしれない。
言葉を尽くす以上に、船は沢山の体験をプレゼントしてくれる。
体験への意味付けは自分次第だけど、今回の帆船のリーダーシッププログラムはみんなにとってどうだったんだろう。
個人的には、成功体験を沢山プレゼントしたい。
大変なことがあったとき、あんなこともやれたんだし、自分は大丈夫。
という背中で支えてくれるような経験でありたい。
最終日、みんなは本当に全員が笑顔で下船していった。
エリ
5月22日、横浜にて安全についての研修を行います。
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