これがセイルトレーニングか!
クリスマスも近い12月の今、シドニーは真夏です!
帆船ソーレンラーセンにきて3ヶ月ちょっと、最近はついにクルーズに責任をもつ役割をやるようになってきました
お客さんとロープを引いて横帆を広げたり、ゴムボートでタグボートのようにソーレンラーセンの方向転換を手伝ったりしています
もっとうまく英語をはなしてお客さんを盛り上げられたら、とか
ハーバーの真ん中でゴムボートのエンジンが止まってフェリーにひかれないように必死でパドルを漕いだり、
広げたセイルがきれいに開かなくて何回もマストに登ったり、
教えてもらっていたのが伝える側になって、伝わらないときになんでかと考えたり
手首を痛めて泣いたり
みんなが疲れている日にごはんを作ってくれる人がいて感激したり
クルーで映画を見に行って、帰りに一緒に歩いてる色んな国出身のクルーの背中をみて、「これがセイルトレーニングなんだ」と思いました
たった3ヶ月、外洋にも出ないデイクルーズ中心の帆船の生活がこんなに沢山の経験と変化と自分を知るきっかけをくれる
"プロパーのセイルトレーニング"を私は知らないし、遠洋航海はもっとすごいだろうな!とおもいつつ、彼女(帆船)のくれる力に魅せられています
写真はソーレンラーセン、サウザンスワン、そしてシドニーにやってきたテネイシャスが並んだ瞬間
「この角度から撮って!」と船長に言われてゴムボートを飛ばして撮りにいきました
かっこいい!そしてソーレンラーセンの一番上の帆桁の角度をなおしたい…笑
今は、せっかくオーストラリアに来たのだからSTCW(Standard of Training Certification and Watch Keeping for Seafarers)という基本的な見張りや舵をとれるようになる講習を受けようとおもっています
日本人は$2250! ビザかきれるか貯金が先にたまるか… 笑
こんなに面白いこと、日本でもしたい!
エリ