僕らと一緒に海への扉を開こう。

僕は新しい可能性に出会った。

 

船は航海をするもので、港を出て外洋の真っ只中に出て見なければ本当の帆船の魅力なんて伝わらないと思い込んでいた。

 

それは間違っていた事に気付いた話を今日はしていきます。

 

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一月に神戸で三週間にわたって行われた停泊型プログラム

 

「帆船で暮らすように過ごす」

 

この停泊プログラムをできたことは本当に僕にとって参加してくれた人みんなと帆船の魅力について強く共有できた大切な時間になった。

 

「航海に出ない」という選択をした初めての試み。

あえて航海をしないことで、海に出ている緊張感を和らげたプログラムにしたい。

その代わり帆船で起こる素敵な出来事をたくさん詰め込んだ時間にしようと思った。

タイトルの通り、そこに船があり、みんなが暮らすように集まる場所、港に泊まっている船の時間を体験することができる場所にしたかった。

 

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船に一歩足を踏み入れた瞬間、その人にとっての冒険は始まっている。

 

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大きな段差、無骨なスイッチ類、たくさんのロープ、簡単には開かないよう細工のされた引き出し、狭いけど快適なベット。

 

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帆船は入り口のから階段、トイレに至るまですべて海に出るためにデザインされている異空間。

そこに泊まって、時間を過ごすことはすでに航海への入り口に立つことであって、自分自身の行動一つ一つが海を感じさてくれる。

 

帆船乗りが知らなかった帆船の魅力、そこにあるだけで海を感じさせてくれる存在感。

 

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今回の停泊型プログラムは「航海に出ない」という選択をしたことで「帆船の魅力を伝えきれるだろうか」という不安を持っていたけど、プログラムを終えて、参加した人全員が満足な笑顔と、「まだ船を降りたくない」という言葉。長い航海を終えた時と同じような仲間との心のふれあいが感じられる瞬間が生まれた時に帆船の新しい可能性と、参加した人と一緒に海への扉を開いたような感覚を覚えた。僕たちの活動のはっきりとした方向性が見えた。

 

帆船は風で帆走る船ではない。人が風を利用して帆走る船なんだ。

 

帆船の主役は人だ。

 

風を使って航海する帆船というものをとおして、人が輝く瞬間をたくさん作っていこう。そんな瞬間がたくさん生まれる場所を作ろう。

 

本当に素晴らしい2019年のスタートとなりました。

 

僕たちはもうすぐ、駿河湾で新しい海洋冒険体験の扉を開きます。僕たちと一緒に海への扉を開きにきにきてください。

 

帆船バカ カイ

 

 

 

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