カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅④

カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅④

 

Pirates Cove(パイレーツコーブ)静かで良いところです。

 

夏に来たかった!!!!!

 

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朝から雪かきです。だいたい20cm-30cmくらい積もってました。

これじゃセーリングできないのですべて雪をかき(バケツで)雪を海に捨て(バケツで)凍ってしまったロープなどに海水をかけて溶かします(バケツで)

 

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腰痛い。

 

 

今日も雪の中、南に下り目指すはMaple Bay(メープルベイ)

 

途中、テントアイランドという場所に寄る。絶対に寄る!!!

とイトウさんとサイトウさんが強く主張。理由を聞いても「オイスターだよ!オイスター!」と牡蠣といってもねー・・・

 

牡蠣は大好きだけど、そんなに簡単に取れないしその辺の牡蠣なんてね。とあんまり乗り気になれない。

 

テントアイランドに到着。なんもねー島。ボートを下ろし、みんなウキウキしながらいっちゃいました。

 

 

帰って来てびっくり。牡蠣デケーーーーー!!島にはゴロゴロしてるらしい。

こりゃ夕食が楽しみだ。

 

テントアイランドからメープルベイまでも牡蠣をとるためにボートを下ろすのも、すべてボートコントロールの練習として無線の取り扱い、視界が悪い場合の操船、浅瀬に近づく際の操船、ボート上陸の気をつけること、ボブさんが丁寧に解説を交えてコツをと大切なことを教えてくれる。

 

今日はドック(桟橋などに船を係留する場所)に入るから、シャワーもあるし、パブだってあるよ。よしみんなでパブ行こう。って盛り上がる。

 

大雪の中、ウキウキ気分でメープルベイに向かう。

 

ドックが見えて来た。ドッキングの準備をする。ヘルムスマン(操舵手)は僕の順番だったのでぼくがドッキング(着桟)をすることに。

船を回転させてバックで入る。せ・・せまい。

桟橋と隣の船との間は50cmくらいしか空いてない(ように見えてるだけ)見事に失敗し、やり直すことに。

 

失敗しても船を前進をさせればすぐにやりなおしのできる場所まで戻れる。こんな時バックで入るのはとても有効だった。

船の頭から入ることがほとんどだったので、もっと練習しよう。

 

2回目のアプローチで見事成功。

しかしドックは見事に雪で覆われていて、クリート(船を止めるロープをかけるところ)やらなんやらは全く見えない。

 

 

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雪を猛烈な勢いで掻き、クリートを見つける。

 

こんなとんでもねー経験できんな。と心の中で言ったつもりが口に出てて聞かれた。

 

ドックに人の気配は全くなくて、パブも閉まってる。雪は大量に天から降ってくる。

 

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シャワーは使えるみたいなんでみんなで急いで用意する。

 

「コイン持って来なよー」とボブさん。

 

持ってませんが・・・

 

1ドルコインを3枚借りた

 

シャワーは1ドル3分。熱いお湯が出るので2ドル、6分で満足できた。というか後半持て余した。

 

パブも開いてないので船で食事を作ることに。サイトウさんはパブを楽しみにしていたのでがっかりしていた。

 

イトウさんが手際よくカキを蒸す準備を始めた。要領がわからないのでこちらは言われたことをただ手伝うだけ。

ちなみに今日の食事当番はイトウさんではない。

 

ギャレー(キッチン)ではカレーが着々と準備され、テーブルでは大量のカキが蒸されている。

こうなるともう船内は軽いパーティー。外の寒さはなんのその。あったかい雰囲気でわいわいと食卓を囲む。

 

カキができたので開封の儀。

 

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なんじゃこりゃやあああああああああ!!!!!

 

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最高だぁああああああ!!!!

 一口では頬張れないほどの大きさ、磯の香り、溢れる貝汁、濃い味!

うめー!うめー!が爆発する。人生で一番のカキパ(牡蠣パーティーの略)となった。

 

 

カレーも美味しかった。

 

と思う。

 

正直、牡蠣がすごすぎてあんまり印象にない。

 

 

つづく!

 

カイ

 

 

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ISPAのヨットでガルフ諸島セーリングに興味のある方、参加してみたいという方は是非ご連絡ください。

 

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カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅③

 

カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅③

 

荒天の準備、ジャックライン(命綱)の準備をしっかりして出港。

 

いい天気だー。風は緩やかに追い風、ポカポカと日差しが暖かい。

 

インストラクターボブさんからインストラクションは続いているが、なんせいい天気。船内はとっても和やかな良い雰囲気。

 

ヨットええわー。カナダの最高の景色が僕たちを迎えて・・・・迎えて・・・

 

くれなかった。

 

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山々の上にかかっていた黒い雲はみるみるうちに海上に降りてきて、雪がちらつく。

 

風が息をし始める(強くなり、また弱くなるの繰り返し。だんだん強くなって行く)

 

たるんでいたセイルがバン!!強く鳴った。風を満帆に受けながら船はどんどんスピードを上げた。

 

船は傾き海面が近い。今まで素直だったステアリングが重い。船が風上に切り上がろうとするのを抑えることが必死でうまく船を制御できない。

命綱をつけているけどちょっとの油断ですぐに船外に投げ出されることや操船の判断が転覆の危険を呼ぶことが想像できる。

 

ヨットってこんなにダイレクトな世界なんだ。

 

「ボブさん、少しウェザーがきつい!(船が風上に切り上がってしまうということ)」

 

すぐにインストラクターのボブさんがリーフをする判断をした。

 

海上では インストラクターのボブさんがスキッパー。判断はボブさんがする。僕たちはクルーとして操船する。

舵をとり操船するヘルムスマン、ナビーゲーション(航海士役)、セイルトリム(帆の操作)、食事、ほんとんどのことを僕たちクルー自身が、自分の判断で行い、ボブさんの指導のもと航海が行われる

 

港で習ったリーフ、船を帆走らせながら行うのは緊張する。風は20ノットを超えてどんどん上がっている。風を抜きジブのみで走りながら作業を行う。

ワンポイントリーフ(第一段階までの帆を縮める作業)を行なっても風はどんどん上がり、視界は吹雪で閉ざされた。

すぐにツーポイントリーフ(第二段階まで帆を縮める)に取り掛かる。一度やったこともう一度やることは普段は難しくないはずなのになかなかうまく進まない。

吹雪の真っ只中。波、風、雪、状況は厳しい。

 

なんとかツーポイントまでリーフし船は安定して帆走るようになった。

吹雪の中ものすごいスピードで船はバンクーバーのStrait of Georgia(ジョージア海峡)を西に進んで行く。

 

相変わらず視界はゼロ。多分150メートルくらいは見えてたと思う。

左肩に雪が積もるのをはらいながら舵をとる。

何時間だろう。必死にあんなに舵を握ったのは何年振りか。しがみついていた。という方が表現として正しいような気がする。

 

波が先ほど違い、不規則になってきた。と思ったら急に目の前に島影が現れた。

 

ガルフ諸島、ガブリオラ島の南に到着した。

 

一気に波が消え、島影に入ると風がピタッと止んだ。緊張の糸がぐにゃんと音を立てて緩む。鼻水と涙を拭く。止まらない。

 

ホッと一息もつかの間。今日の1番の難関としていたガブリオラ海峡をパスしなければならない。ここは潮の流れが速く、あらかじめ時間を計算し見計らって通過しないと船が危険な状態になる。

吹雪と追い風に乗って随分と早くついたので、時間を調整する。交代で舵を取り、船内で暖をとる。

暖かいお茶が本当にありがたかった。

 

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潮がとまる時間、少し前に海峡に入り、視界がほとんどない状態だったが、無事に海峡を抜けた。また広いところになるとあいかわらずの猛吹雪と強い風。

今日の目的地であるPirates Cove(パイレーツコーブ)にアンカーを打った時には達成感とデッキに大量の雪が積もって張り付いていた。

 

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カナダ本当に寒いよ!!

 

つづく!

 

 

カイ

 

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カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅②

カナダ・バンクーバーガルフ諸島ヨットの旅②

 

現地に着いた。やっぱりね!カナダ!寒い!!

航海が始まるまで少し時間があるから観光する。ホテルは自分で用意してもいいし現地の集合場所のすぐ近くに頼めば現地で予約してくれる。

 

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カナダは水が美味しい。野菜が新鮮で美味しい。物価・外食は高い。日本が異常に安いのかもしれないとは思ってる。

 

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バンクーバーの街には大して興味がなかったので、港を中心に見て回る。

 

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たくさんのヨット、大型のコンテナ船が沖に泊まり、港内を忙しく可愛い小さなフェリーが行き交う。

人と海の距離が近いなと思った。

 

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集合の前日、集合場所が変わり、土地勘もなく大きな荷物を持った状態で少しどうしようか迷っていたら、インストラクターの方がホテルまで迎えにきてくれて車で荷物も運んでくれて助かった。他の参加者の方も同じホテルに泊まっていたようだ。

 

 

今回航海に使用する船にご対面。

 

 

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キレイ!!!

 

名前とかモデルとか説明あったけどよくわかなんない。よく手入れされて、居心地のいいヨットだった。

航海に参加するメンバーも集まり、インストラクターのボブさん、僕らカイ・エリの帆船バカ2名、参加してるイトウさん。サイトウさん、キクチさん、計6名の一週間に渡る航海だ。

簡単な自己紹介と今回の航海の趣旨、現在のバンクーバー周辺の天候についてインストラクションが始まる。インストラクションは全て日本語で行われるので心配はいらない。

 

僕ら二人以外はみんな慣れている様子で必要な情報について海図やタブレットなどを使い情報の整理を進めて行く。後から知るんだけど今回参加のメンバーのうちイトウさん、サイトウさんの二人はこのコースの常連で何回も冬のカナダを経験しているそう。キクチさんは長野からの参加だそうで全く寒くないらしい。

サイトウさんは二週間に渡り航海するヨットマスターコース・バンクーバー島一周に参加したことがあるそうで、なんとも頼もしいメンバーだ。

 

天候の状況は現在、ストームウォーニング(暴風警報)が発令されているため今日の出港はなし。本日は船の使い方・設備・安全についてのインストラクションと、航海計画を行うことに。

港の中はキラキラと水面が静かに揺れ、暴風など微塵も感じない良い天気だけど、海図を見て納得した。複雑に入り組んだ地形。高い山に囲まれ水路が狭く入り組んでいる。島の間には強い潮流が生まれ、局所的に強い風が吹くことが多い。

 

港はずいぶんと奥まっていて外とは天候が違うことが容易に想像できた。

これは一筋縄ではいかない航海になりそうだぞと思った。

 

 

出港せずに、1日船に体をなじませられるのは僕にとってはありがたいこと。普段乗っている船からすると今回、何が最初に大変かというと、船が小さいこと。

船内での着替えも人とすれ違うのも一苦労。

僕の体格は身長185cm体重105キロいくらか日本人の平均より大きめサイズだ。平均的な日本人の体格の人ならあまり苦労はしないと思うくらい船内は思ったよりも広い。読んでくれているみなさんとの感覚の違いがある可能性をここで謝っておきます。

 

インストラクションは続く。

航海計画で今回の航程、潮汐、天候、海図の読み方などを一通り終えてから、ランチ。食料の積み込みもまだだったので、近くのレストランで食事することに。

ちなみに船内での食事は基本的にインストラクターが食材を用意してくれて交代で料理する。料理も大切な実技コースの一環として行われる。

基本日本食なのでそんなに心配いらない。

港に着いた時に外に食べに行く場合は割り勘だったり、自分の食べた分を支払う形となる。

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午後は全てのバルブ、スルーハル(船内と船外をつなぐバルブのついた配管)、エンジンの構造、タンクの説明、電気スイッチ類の使い方・作動確認、収納の場所、もしもの時の救命設備についての説明、緊急の時の対応についてなど、怒涛のインストラクションが行われる。

港にいるあいだ、落ち着い状態で聞けるのでまだよかった。これが出港していたらと思うと情報量の多さにかなりビビる。

 

船内の説明と作動確認が行われたらデッキに出てセイルの取り扱いについての説明。ヨットのセイルは簡単にセットできてとっても楽チン・・・と思いきや、リーフ(帆を縮めのる)仕方、正しいセットアップ、ロープの束ね方、あんまり使ったことのない部品、ロープワークの数々・・・

結構大変だったけど、青空の下、真っ白い帆を広げるだけで胸が高鳴る。

 

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食料を積み込み、夜は鍋が!カナダのビール(これがうまい!)とワインで乾杯。日本人の航海だから食事は本当に困らなかった。10年前、カップスープとシリアル、りんごで暮らしていた海外の帆船時代に比べると贅沢な日々だ。

 

明日はいよいよ出港。ガルフ諸島に向かう。

 

つづくよ!

 

カイ

 

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カナダ・バンクーバーガルフ諸島セーリング旅①

カナダ・バンクーバーガルフ諸島セーリング旅①

 

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海外への旅行のハードルは随分と低くなったと思う。

飛行機代は安くなったし、オンラインで全ての手続きがスムーズに行える。

 

出発の空港も成田ではなく羽田を選べるようになり、横浜から出発する僕には本当に助かる。

 

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今回の旅はカナダはバンクーバー、ガルフ諸島をヨットでクルージングする旅となる。

ただクルージングするだけでなく、ヨットの国際資格であるISPA・

 

 

コンピテントクルー:ヨットのセーリング・構造について基本的なことを習得できる

デイスキッパー:日帰りの航海が安全にできる

コースタルナビゲーター:沿岸の航海について基本的知識がある

コースタルスキッパー:沿岸航海のスキッパー資格

 

の資格を目指すトレーニングとなっている。

 

ISPAについて→

ISPA-Jのホームページ|NPO法人 ISPA Japan

僕らスピリット・オブ・セイラーズは今年の春から駿河湾にある帆船Amiという船の管理と運航に携わることになった。

帆船といっても長さ16メートルの小さくて可愛い帆船。

 

帆船Amiについて→

帆船Ami Schooner Ami

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デッキから上、帆走に関わる部分は伝統的な帆船の仕様になっているけども船体、構造はヨットのそれであり、

大型の船しか乗ったことのないメンバーのカイ・エリはこれはヨットを一度しっかりと勉強した方が良いと思い今回のコースに参加することにした。

 

僕たちスピリット・オブ・セイラーズについて→

Spirit of Sailors(スピリット・オブ・セイラーズ)公式ホームページ

 

年に数回行われるこのコース、次に開催されるのは夏の予定。これは今いっとかないと春に間に合わない。

冬・・・冬のカナダに行くぞ!!

 

冬のカナダでセーリング

絶対寒いよ!

夏に行きたかったよ!

 

つづく!

 

 

カイ

 

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行ってきます!

あと数分で、ヨット・パワーボートの国際資格ISPAトレーニングにバンクーバーへ出発です。

 

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羽田空港には新しく出来たものが色々あり、

その1つの羽田日本橋
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で、日課のストレッチをしました。


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九谷焼と絵馬の自動販売機があったり、


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色んな方の願いごとが書いてあって面白いです。

 

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私たちは絵馬は書きませんでしたが、

先日カイさんが絵を描きました。

 

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カナダで勉強してきます!

 

 

エリ

 

 

神戸最後の研修は、まるで別の日のように天気が変わる 晴れ・雨・晴れ の日でした。

 

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とにかく「Top of the mast !! マストに登る!」

がテーマだったこの日。


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肩慣らしの一本。


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おお...気持ちいいけど、マストの上は見た目より風が寒い...

ランチをマストの上にするのをやめます。


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自分たちで作ったランチは、どこでも食べれるようにサンドウィッチに。

デッキが一番暖かかったので、デッキで!


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しかし...午後、マストに登っていくと雨がふってくる。

日が変わったような景色。

 

そんな中、Top of the mast 到達!!


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てっぺんに来た人しか見れない眺め。

一番上に名前を残そう!

 

 

雨が強くなって来たので船内でロープマットを作ることに。

最初が肝心。


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最後のツワイン(セイル糸)処理も大事。


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おやつで休憩しながら.... お昼にみんなで仕込んだコーヒーゼリー絶品でした。


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マットが完成した時には外も雨上がり。

 


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雨が降ったおかげでできたロープマット。

 

 

言葉遊びのようかもしれませんが、船で海に出る人は”チャレンジ”をしないのかもしれません。

それより、”臨”という言葉の方が合うように思います。

 

思いもかけず遭遇して乗り越えなければならない天気や仕事もあるかと思いますが、

無茶な航海、無理な行動に”チャレンジ”はしない。

 

機を”臨んで” いくのが海に出る人だと思います。

 

 

 

マットの裏には作者の名前入りです。

一番使われて強く締まっていく入り口に設置です。


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楽しかった!!!

 

 

自分たちは ”いつか、自分たちの船を持つんだ” と思っていますが、

船を持っていないと、

乗り慣れていても、また帆船に乗れている時の嬉しさがひとしおだったり、

船に乗せてもらえることがありがたかったり、

そもそも日本に帆船があることが嬉しかったり、

 

船を持っていないから、いろんな船や人と関係をつくっていけることが出来る今があります。

 

来てくださった方、機会を作ってくださった方、いつも活動を見てくださっている方、ありがとうございます。

 

 

神戸の時間が終わり、さあ、次は誰とどこでどんな景色をみるんだろう!

 

 

エリ

 

 

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僕らと一緒に海への扉を開こう。

僕は新しい可能性に出会った。

 

船は航海をするもので、港を出て外洋の真っ只中に出て見なければ本当の帆船の魅力なんて伝わらないと思い込んでいた。

 

それは間違っていた事に気付いた話を今日はしていきます。

 

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一月に神戸で三週間にわたって行われた停泊型プログラム

 

「帆船で暮らすように過ごす」

 

この停泊プログラムをできたことは本当に僕にとって参加してくれた人みんなと帆船の魅力について強く共有できた大切な時間になった。

 

「航海に出ない」という選択をした初めての試み。

あえて航海をしないことで、海に出ている緊張感を和らげたプログラムにしたい。

その代わり帆船で起こる素敵な出来事をたくさん詰め込んだ時間にしようと思った。

タイトルの通り、そこに船があり、みんなが暮らすように集まる場所、港に泊まっている船の時間を体験することができる場所にしたかった。

 

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船に一歩足を踏み入れた瞬間、その人にとっての冒険は始まっている。

 

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大きな段差、無骨なスイッチ類、たくさんのロープ、簡単には開かないよう細工のされた引き出し、狭いけど快適なベット。

 

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帆船は入り口のから階段、トイレに至るまですべて海に出るためにデザインされている異空間。

そこに泊まって、時間を過ごすことはすでに航海への入り口に立つことであって、自分自身の行動一つ一つが海を感じさてくれる。

 

帆船乗りが知らなかった帆船の魅力、そこにあるだけで海を感じさせてくれる存在感。

 

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今回の停泊型プログラムは「航海に出ない」という選択をしたことで「帆船の魅力を伝えきれるだろうか」という不安を持っていたけど、プログラムを終えて、参加した人全員が満足な笑顔と、「まだ船を降りたくない」という言葉。長い航海を終えた時と同じような仲間との心のふれあいが感じられる瞬間が生まれた時に帆船の新しい可能性と、参加した人と一緒に海への扉を開いたような感覚を覚えた。僕たちの活動のはっきりとした方向性が見えた。

 

帆船は風で帆走る船ではない。人が風を利用して帆走る船なんだ。

 

帆船の主役は人だ。

 

風を使って航海する帆船というものをとおして、人が輝く瞬間をたくさん作っていこう。そんな瞬間がたくさん生まれる場所を作ろう。

 

本当に素晴らしい2019年のスタートとなりました。

 

僕たちはもうすぐ、駿河湾で新しい海洋冒険体験の扉を開きます。僕たちと一緒に海への扉を開きにきにきてください。

 

帆船バカ カイ

 

 

 

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