帆船乗りが生まれた日
突然だけど、自分のチャームポイントを3つあげるとしたら何だろう?
私は
・働いていても休んでいても、休んでいるようにみえる
・他人に注意したり何か言うことが好きじゃないから優しいと思われる(自分の人生は本人が決めると思っているから)
・...お客さんより先に船酔いする
ここ数日、蒲郡から帆船みらいへに乗船してインストラクターをしていました。
迫り来る先日の時化と雪に追いつかれないうちに、
急いで名古屋から神戸に到着することができましたが...
名古屋から神戸の間、
一人船酔いにノックアウトになりながら整備をしていました。
私は中学生で初めて帆船海星に乗った時から船酔いに弱く、船酔いは好きじゃない。
でも、船酔いの先に目的地に着いて、みんなで乾杯するのは好き。
そして乾杯するとすぐ大変さを忘れてしまう。
でも、今回はちょっと肩を落としました。
大時化の前の、そこまで酷くない揺れ。
それで酔ってしまって帆船乗りなんて言うのは恥ずかしい。
それ以前に、尊敬する帆船乗りに会うほど、自分のことをとてもじゃないけど
「帆船乗り」や「セイラー」
だなんて言えないのだけど。
でも活動を分かりやすく伝えたいから帆船乗りとは名乗る。
でも...
自分で自分を裁く必要はないや。
と思いました。
高名なエンリケ航海王子も船酔いで海に出なかったんだし。
今回船の先端で帆のロープ変えることもしたし!
帆船の上で、自分で自分をジャッジして裁く気持ちを発見する度に、その考えを認めてから捨てることを繰り返しています。
だから、
仕事好きじゃないけどお茶をみんなに入れるのとジョークが上手いイギリス人の男の子がいたり、
マストに登るのは苦手だけど、美味しい料理をみんなに作ってくれるニュージーランド人の女の子がいた、
私が帆船で見たことのあるあの景色は、この世界を小さくして映してくれたものにみえる。
できないことと出来ることがあって、
得意なことと苦手なことがあって、
でも長所も短所も光の当て方1つで、
それでいいんじゃないか。
私の考えている帆船て、エンターテイメントだと思う。
エンターテイメントは安全も構成もイレギュラーもよく考えられてると思う。
そして、エンターテイメントは帰り道に、知らない内に自分のポケットに将来に影響を与える体感というお土産を入れてくれると思う。
教育というものも自然に内包されていると思う。
最近一番感銘を受けたエンターテイメントの頂点
この映画の中の歌は全て本当のことで、
サーカスは帆船みたいだと思った。
スピリットオブセイラーズは、海を楽しみたいし、楽しみたいものを持っている人の気持ちを実現したいと思っている。
でも、自分たちといるメリットは? と人にきかれるとわからない。
先日メンバーのはしやんに
「ハシヤンがスピリットオブセイラーズに感じているメリットてなに?」
ときいたら
「スピリットオブセイラーズから何かもらいたいと思わない。いるだけでいい」
と言われて
感動した。
存在しているだけでいいってすごい。
それって、いるだけで美しくて、人を集めて、行く先々でお祭りになる帆船みたいだなと思った。
蒲郡から名古屋のハッとする一瞬にとても幸せになったので、見せたくて船の上に電波がある内にインスタライブをしました。
*船酔いの話を沢山しちゃいましたが、数時間から一日乗る航海ではひどく揺れることはまれです。
なぜなら帆船の魅力を短時間に凝縮して体感してほしいから、そして時間の関係もあり揺れる様な海面まででることがあまりありません。
場所により穏やかさが違い、その日の天候、人による強さで感じ方も違うので必ずなるものではないですよと伝えたいです。
エリ
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