教えるというのは火を灯すことだ
「教えるというのは樽を満たすことではなく火を灯すことだ。」
数日間、怒涛の帆船インストラクター研修をしています。
朝はハンドレール(手すり)ストレッチ&体操から始まり
朝食をみんなで作ります。
バウスプリット(船の先端)に渡って
マストに登って
ロープマットを編んで
リグの仕組みを勉強して
航海計画を作って、
またストレッチをして
夕食を食べて
たまに近くのお風呂に入りに行きます。
最初の言葉は、オランダで発展しているイエナプラン教育の創始者、ペーター・ペーターゼンさんの言葉です。
教育という言葉の持つ、「片方から片方へ教える」というニュアンスに違和感を持ちながらも研修や修学旅行をやってきた自分たちが先日出会ったこの言葉は、
スピリット・オブ・セイラーズの研修や活動を表すのにぴったりの言葉だと思いました。
自分たちが先輩や色んな方から火をもらってきたからそう思うのだと思います。
安全を確保するための知識や知恵を伝える一方で、
一番大切なのは一緒に乗っている人に火を灯すこと。
「教育者について、生徒と共に歩み成長し続ける人間であり、子供と同じように社会の一員である」
「罰や恐れ、強制によって生み出される〈良い行動〉というものは、1人の人間である子供の個人的な生にとっては何の意味もないことであり、社会にとっても意味のないことである。」
ペーター・ペーターゼン
もうしばらく、研修の日が続きます。
エリ
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