今年、スピリット・オブ・セイラーズは帆船Amiと強く協力します
沼津の帆船Amiの方々が、帆船研修に来ました!!
帆船Amiの方と、この人数で船で一晩過ごすのは初めてです。
詳細は帆船Amiのページでどうぞ↓
研修をしてきました | 帆船Ami Schooner Ami
今回、シャンティを歌いながらセイルをあげると、普段より時間がかかるけれど
体感時間は短くなることがわかりました!
歌った曲はDrunken Sailor!
楽しい!
自分たちで帆船料理をつくり、
超大作のロープマットを作って、
マストクライム もしました。
昨日船長とお話しました。
今年、スピリット・オブ・セイラーズは帆船Amiと強く協力する1年になります。
帆船が好きで、そこに集まった人と一緒に過ごす時間が好きで、
日本の帆船が活き活きとしていてほしいから。
まずは整備から。
やりましょう。
エリ
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気のいい奴ら
どうもー!!
スピリットオブセイラーズ、
と帆船みらいへの新しい航海士です!!
初めてこの船で働くお2人の、帆船研修をしながら整備三昧でした。
削る!
削る!!
削ったら塗る!
次の日にまた塗る!!
ピカッ!
椅子も直す!
セイルも・・・
つけるー!
つける!!
マストに登る!
点検する!
グッ・・・!!
ホースで船に給水する!
ハーネスの整備する!
ギャレー(キッチン)の掃除する!
ごしごし
ピカーン!!
・・・バタンキュー
とっても気のいい優しい二人と10日間の帆船研修。
また二人と船で会うのが楽しみです!!
エリ
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最高の誕生日
怒涛の帆船研修をしています。
船に来た日が誕生日の方がいました。
この日は、セイルを広げる号令をかけたり
女子力の高いコイルアップ(ロープをまとめる)をしたり
パンを作ってうまく膨らむように魔法をかけたり
うまく焼けたりしながら
夜にはザ・セイルトレーニング映画の「白い嵐」を観ました。
見終わってから、
「昼にマストに登ったり、セイルを広げたりしてから観ると、よく分かるし気持ちが入る!」
という話になりました。
参加者の方が船を降りる前、
「もっと船にいたい」
「今までで最高の誕生日」
の言葉が一番のプレゼントでした。
ありがとう!!!
エリ
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教えるというのは火を灯すことだ
「教えるというのは樽を満たすことではなく火を灯すことだ。」
数日間、怒涛の帆船インストラクター研修をしています。
朝はハンドレール(手すり)ストレッチ&体操から始まり
朝食をみんなで作ります。
バウスプリット(船の先端)に渡って
マストに登って
ロープマットを編んで
リグの仕組みを勉強して
航海計画を作って、
またストレッチをして
夕食を食べて
たまに近くのお風呂に入りに行きます。
最初の言葉は、オランダで発展しているイエナプラン教育の創始者、ペーター・ペーターゼンさんの言葉です。
教育という言葉の持つ、「片方から片方へ教える」というニュアンスに違和感を持ちながらも研修や修学旅行をやってきた自分たちが先日出会ったこの言葉は、
スピリット・オブ・セイラーズの研修や活動を表すのにぴったりの言葉だと思いました。
自分たちが先輩や色んな方から火をもらってきたからそう思うのだと思います。
安全を確保するための知識や知恵を伝える一方で、
一番大切なのは一緒に乗っている人に火を灯すこと。
「教育者について、生徒と共に歩み成長し続ける人間であり、子供と同じように社会の一員である」
「罰や恐れ、強制によって生み出される〈良い行動〉というものは、1人の人間である子供の個人的な生にとっては何の意味もないことであり、社会にとっても意味のないことである。」
ペーター・ペーターゼン
もうしばらく、研修の日が続きます。
エリ
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初詣は海に行こう
年明けから色んな方と船で会うことができて、あわただしい、帆船らしい新年を迎えています!
船に来た人が表情が変わったり、魅せられる瞬間に、私も魅せられています。
その時間を一緒に過ごせて嬉しい。
今年は、早速2月にカナダにISPAのヨット資格を取りに行ってきます!
ISPA-Jのホームページ|NPO法人 ISPA Japan
海に出る技術を伝えやすく出来ればと思っています。
さて、初詣はまだ行けてないのですが、海神社の海上安全御守りをいただきました。
嬉しい。
まだ初詣に行っていない人は、ぜひ海へ来てください。
なにをするわけじゃなくても、
願い事を思わなくても、
ただ海を見て、1年を始めましょう。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
スピリットオブセイラーズ
エリ
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良いお年をお迎えください
年越しの準備が整って参りました。
今年もSpirit of Sailorsはたくさんの方に出会え、たくさんの出来事にかこまれて、濃い一年となりました。
常に新しい事にチャレンジできる環境は信頼できる仲間と応援してくれ、まだ小さい私たちの帆船事業を支えてくれるみなさんのおかげです。
皆さん良いお年をお迎えください。
Spirit of Sailors
道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である
船の自動運転化は、世界ではどの位進んでいると思いますか?
夜の、ヨコハマ海洋市民大学に参加してきました。
ちなみに、前回のヨコハマ海洋市民大学は、灯台女子の「不動まゆうさんと行く観音崎灯台」だったそう。
灯台女子に会いたかった...!
ヨコハマ海洋市民大学 | 横浜 | 海族|海洋教育デザイナー
この日のテーマは
ふねのゼロエミッション化
〜自動運転化に向けた世界の動き〜
東京海洋大学 清水先生のお話です。
自動車はEV化や自動運転化が進んでいるが、船はどうなるのか?
帆船という、すでに数世代前の形の船に携わっている自分たちもすごく興味のあるテーマ。
人の手で操るセイリングに意味と価値を見出しているけれど、未来の帆船はどんな意味を持つものになるのだろう?
さて、ゼロエミッション化とは、排出をゼロにするということ、つまりここでは排気ガスをゼロにして電気で動かしているということ。
この分野の先進国はノルウェー。
そもそも国内の電力の98%を再生可能エネルギーで作っているノルウェーのフィヨルド観光では、完全電気で動かしている船に400名が乗って片道2時間のクルーズをしているそうです。
この船、カーボンファイバーに強化プラスティックで769トン。
乗りに行きたい。
ここで印象的だったお話が、冒頭の
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
という二宮尊徳さんの言葉でした。
ノルウェーのやり方は
”綺麗事(寝言?)を考えているのではない”ということでした。
22億円程の建造費に、8000円程の乗船料、お客さんの乗り換え30分中の急速充電の元は再生可能エネルギーの電気。
は、確かに具体的で合理的。
そして、減少・高齢化の続く日本の船員と船の自動化のお話。
1974年 2018年
外航船員 56,833人 → 2,221人
内航船員 71,269人 → 27,844人
これは他国の船員の方が安い、とか、現在の労働環境(文化も含め?)が若い人に合わないなど種々の理由もありつつ、
どの分野の仕事でも起こっている機械化による労働人口の減少も関係していて、船の自動化はまさにその一部のようです。
ただし、清水先生の考えでは「船員はなくならない」。
ただ、少数になった船員の仕事の更なる特殊化、管理する力、関係性を作る力など求められる能力の変化があるとのことでした。
...さて、帆船は?
充実した2時間のお話の帰り道、
帆船はまだまだ必要とされるんじゃないかな、
と思いました。
なぜならそこには体感があるから。
物を運ぶためでも、人を運ぶためでもない船。
操船技術はより安全の為のものになり、帆船の本質はそこで得られる体感と関係性に集まるように思います。
物事を俯瞰して見る力、人と関係性をつくって対応していく力が必要とされる場。
さて、世の中には創業時には寝言に見える会社が多いかもしれません。
寝言からの脱出とは行動にしかないように思います。
来年Spirit of Sailorsは3年目。
振り返って見ると、毎年違うやり方を試して来た日々です。
別の記事で来年の展望を見たいと思います。
エリ
1月、「帆船で暮らすようにすごす」参加者募集中です。
ご希望の方はメッセージにてご連絡ください。↓
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