全然知らない島の人にメールした話

こんにちは。ぶんごーです。
7月の瀬戸内海での航海「海賊の海、神の島」では当日も色々な方に関わっていただきます。
村上水軍博物館、学芸員の田中さん。
今治北高校大三島分校の生徒さん。

「瀬戸内海で航海を企画したい」という勢いだけで企画を始めてのですが、実は大三島には全く伝手がなかったのです。
三原から大三島までクルーズして大山祇神社まで歩く、というのを自分たちだけでアテンドしてもよかったのですが、それだと何か足りない気がしていました。

やはり地元の人や地域の歴史や文化に詳しい人に関わってもらうと重みが違いますよね。
ということで全くのゼロ、なんの当てもないところからこの企画に関わってくれる人を探し始めたのです。

で、最初、少しだけご縁のある団体さんにこちらの企画意図を伝えて、地元でこんな活動をしている人を探したいのでお手伝いを、とお願いしました。
「わかりました、ちょっと動いてみますね」というお返事をいただいたのですが・・・それから一ヶ月なんの連絡もなく・・。

いや無理筋だとはわかっていたんです。
ウチは広島とか愛媛にはなんのご縁もない団体だし、実績もないし、帆船での航海っていうよくわからない企画だし。
なので無理なら無理って言ってくれればよかったのに・・。

もうあそこは当てにしない、そう心に決めたとたんに心に何かのスイッチが入ってしまいました。
大三島で活動している地域団体団体はいくつかリサーチしていたのですが、その中の一つにいきなりメールを送りつけるという暴挙にでました。

知り合いでもなく、誰かに紹介されたわけでもありません。
「こういうことしたいんだけど、こんな活動している人とかこんなことに詳しい人がいたら紹介してください」
メール送信後数日は返事がありませんでした。
変なテンションから落ち着いて改めて考え直してみて、知らない人のいきなりのリクエストにわざわざ対応してくれるはずはないよなあと反省していました。

が、その数日後に大変丁寧なメールが届きました。
そしてリクエストした条件にドンピシャの方をご紹介いただいたのです。

後日、直接お会いしてお礼を申し上げたところ、
「企画の内容が面白そうでしたし、具体的に探している人のイメージも明確で、紹介できそうな人の心当たりがもうあったのですぐに動けました」とのこと。
いやまあ、だとしても本来業務でもなんでもないことに迅速に対応していただいて感謝の限りです。

大三島の人はやさしい。


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