タモリカップ in 富山
今年もタモリカップの季節が来たー!!
デッキで人が寝ている場合は、
陽気がいいか
お昼ご飯の後でお腹いっぱいか
帆を開く為にロープを引いてヘロヘロになって倒れているか、しかありません!
帆船みらいへで富山でのタモリカップに出てきました!
信号旗もT A M O R I 。
タモリカップは、最初に海王丸に乗船しているタモリさんに船で挨拶していくパレードから始まります。
ヨットが一列になり、仮装をしたり、船を旗で飾ったりと華やかにしながら海王丸の前を通って行きます。
今回はみらいへは、ゲストの皆様がみんなでタモリさんへ向かってさけぶ挨拶の内容を決めました。
「タモリさん、愛してるー!!」
を唱和いたしました。
レースに参加する船は海王丸の横を通ったあと、レース海面へ向かいます。
今回は50艇が参加。
みらいへは大会趣旨をよく理解し、楽しくゆっくりはしるグループでレースに出ます。
先にスタートする前のグループは早いチームが集まっています。
船のレースのスタートは、とても惹きこまれる。
スタートは時間で決まっています。
船は一定の場所に静止することは難しいので、
ちょうどの時間にスタートラインを切れるように、
そしてスタートラインをはみ出さないように、
風を受けれるいい場所を取れるように、
そしてスタートの瞬間に一番いいスピードが出せているように調整します。
スタート1分前までバラバラに動いていた船が、グッと同じ角度になって並んでスタートを切って行く姿はつい目を奪われます。
もちろんみらいへも帆を開いて行きます。
11枚!!
午後になって強くなってくる風を受けて力をもつセイルと船体。
傾きながらはしっていく力強さに、ただ船に体を預けたくなります。
だから...
全身でセイリングを満喫していました!
「...いい風だ」
素晴らしいセイリングをしながらゴールラインをきりました。
またこんなセイリングをしに富山に来たいですね!!
みらいへは今週は新潟へと向かいます。
エリ
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ヨット考2
どーもースピリット・オブ・セイラーズでーす。
実はヨットにほとんど乗ったことない。帆船もヨットも風を利用して航走る船だから、特に違いは感じていないんだけども、そこに乗る人の意識というか考え方、楽しみ方は全く違うものだと思う。たぶん。
そんなヨットの世界に僕らも一緒にセイリングしてみたい!って思って、
7月の初め、相模湾でセイリングをされている個人オーナーのヨットに乗せていただきました。
出会いのきっかけは港という意味の名前の酒場。アウトドア全般をアクティブに楽しまれている方で、最近相模湾でヨットを始めたそう。お一人なのでなかなか大変なことも多いらしくお話を聞いている中で、海でもっとこんなことも、あんなこともしてみたいといことでヨットや海の話が盛り上がった。
個人オーナーの方向けにも冒険体験や船での新しい楽しみ方をプログラムとして提供できないかと考えていたところだったので、ヨットに乗る人って、どんな楽しみ方をしていて、どんなことに興味があるのか知りたくておねがいして一緒にセイリングに連れて行ってもらうことに。
いやー!ヨットって楽しい!!!一日中笑顔でセイリングしまくった。目標はセイリングで三崎に行ってマグロ丼。
航程は8マイルくらい。風は南からの風だけど南西に変わってなんとか行けるんじゃないだろうかという話に。ゆるい。楽しい。
こんな感じに話がゆるく進む。目的地がみんなの意見で決まっていく。冒険気分が高まっていく。帆船ではまず切り上がれないであろう角度でヨットは風を受けて進んでいく。視界もあまり良くないせいか、数マイルいくと陸上が霞んで随分遠くまできたような気になる。
目標にしていた灯標がいつまでたってもかわせないことや、最初は慣れない船でうまくタック(方向転換)ができなかったのに時間が経つにつれ、どんどん船の特性がわかってきて最後の方は綺麗にできるようになって、みんなが一体感が出てきて。
時間が来て、もう帰らなくては行けなくなって三崎を目の前で諦めて、あんなに苦労して風上に上って来た海域を追い風に乗って一気に下って・・・とても小さいけれど、海がちかくて、小さな航海がこんなにダイナミックに感じられる。それぞれ船のスキッパーやクルーが自分のやりたいことを思い切り表現できる世界。ここにプログラムを入れるなんて、ちょっと無粋かもしれないなと思ったりして。
着岸作業、メンテナンス、セイリングに関してや、航海術や救命、もしもの時の対処法、相談できることはたくさんあるけどプログラムじゃなくてみんなそれぞれ自分でいろいろ工夫して切り開いていくのが楽しいんだな。って知った航海でした。
1日中、笑いが絶えない、どっぷりと海を自由にセイリングできる楽しさを感じられた1日でした。ほんとうにありがとうございました!
カイ
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航海の神さまと出会う
どうも!
スピリットオブセイラーズです。
航海の神さまが千葉にいることをご存知ですか?
ちなみにこちらのおナッツは、航海の神さまではなく落花生の守護神です。
今回海遊び安全講座に参加して、
千葉県には海にまつわる見所がたくさんあることを発見しました。
海遊び安全講座についてはこちら
まずは房総半島最南端にある野島崎灯台。
ここから海を見るだけでもきれいですが、細かく突っ込みたくなる場所もちらほら...
....伝説...
この岩の中は、灯台に行くついでに覗いてみてください...
因みに冒頭の、おナッツは木更津の道の駅、うまくたの里にいます。
「道の駅木更津 うまくたの里」公式サイト|木更津市初の道の駅
そんな中でも、驚きの場所がありました。
東京湾に船で入る時に、海からよく見える山の切り出しがあります。
鋸山というその場所に、カイさんが一度行ってみたかったとのことで、安全講座の帰りに気軽な気持ちで行きました。
階段を登っていくと...
山の中に石彫の仏様が!
とても不思議な空間。
この日は霧が流れていく中に仏様がうかんでいました。
ここでゆっくり休むこともできるのですが、地図を見ると、登った先に地獄を覗ける場所があるとのこと。
そんなに遠くなさそうだったので登ります。
霧が深くてサスペンス撮影には最適そう。
そしてずっと階段です。
登って....
....つかないぞ!?
曲がっても曲がっても、登っても登っても、また階段が出てきて、
自分の膝の軟骨が「もう無理です」と言い出した頃に、
切り出しの合間の様な不思議な空間に来ました。
ゲームのダンジョンに降り立ったような、遺跡の中に来たような。
そこを通り抜けると
観音さまがいました。
驚いたことに交通安全の守護で、
航海の安全も守っているとのことで、お参りしました。
地獄を見に登っているのだと思っていましたが、覗きこむ場所は霧で真っ白で見えず、代わりに観音さまに会いました。
ヘロヘロになってたどり着きましたが、思いがけず感激しました。
帰り道にはお寺も。
海側に降りてくると、湿気の強い海風が陸にぶつかって鋸山の方に霧を作っていたのがよくわかりました。
関東で航海の安全にお参りに行くのでしたら、
またはただトレッキングでも、
または何かを決心するときに、
鋸山をお勧めします。
千葉は素敵な場所でした。
エリ
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海遊びの安全講座
安全講座って楽しいの?
...あるんです。
楽しい海の講座が!
CNAC海あそび安全講座インストラクター養成セミナーに、千葉の館山に行ってきました。
集まった方は自然体験活動をされている方、ダイビングなど、海での体験活動に関わる方多数です。
風が強い日でしたが、湾の中は落ち着いています。
まず、海に落ちてもパニックにならない浮身の練習。
安全の講座や研修を受けると、
ガイドラインが数年前と変わっていることがあります。
昔、溺れている人は後ろから助ける...と習ったことがあるのですが、
今回は、なるべく触れない、
浮くものを渡すということでした。
プロのレスキューの方でも、意識のある方を支えて泳ぐのは大変で、
助けに行った人の方が溺れてしまうそうです。
その為、今回は様々な浮くものを体験しました。
ペットボトルにはレスキューキャップを付けて投げやすくします。
ペットボトル1つで体を支える浮力が違う。
この他、意外にも思えるクーラーボックスからランドセルまで、
様々なものの浮力を身に付けてみました。
更にロープを結びつけてペットボトルを投げる練習。
落水者の周りのどこに落ちれば良いのか、飛距離と方向をコントロールする方法も。
楽しい講座になるかどうか、というのは、その内容がどれだけ参加者の普段の活動とリンクしているかに関係があると思いました。
自分ごとの講座は質問も具体的で、みんな真剣だからこそ何故か楽しい。
千葉の海ってこんなにきれいだったんだ!!
スピリットオブセイラーズは、海に学ぶ体験活動協議会「CNAC」の一員です。
海に学ぶ体験活動協議会 | 海辺の自然を楽しみ、学び、海への正しい理解を深めよう
今回安全に2日間に渡るセミナーをすすめる手筈を整えてくださった主催者の方に感謝します。
エリ
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ヨット考
オーナーが自分の持っている船をどういう場所にしたいか。
それによってはしらせかた、船の楽しみ方、集まるクルーは変わる。
商業船でも個人の船でも、帆船でもヨットでもそれは同じだなと感じました。
梅雨の下田でヨットに乗ってきました。
雨で出れない間はステアリング(舵)に皮を縫い付けていきます。
滑り止めでグリップが効くようになります。
今のヨットはこうなっているのか!と様々なシステムに驚きました。
舵の周辺に必要な機器やロープが揃い、1人でもボタン一つでセイルを上げることができます。
舵もオートパイロットで舵を持たなくても進んでいく。
なんて便利なんでしょう。
外洋を旅することを目的としているのにぴったりで、船内もとても美しい船でした。
以前書いたヨットと帆船の違い
例えば、
人を運ぶ船と、
休日に1人で隠れ家にする船と、
人が遊びにくる船
では装備も違う。
海に出したら同じ天候でも、
経験値を上げる為のはしらせかたと、
なるべく波の影響を受けない人を乗せたはしらせかた
等も違う。
ヨットでも帆船でも、スピリットオブセイラーズが力を発揮するのは
人が集まる場にしたい船だと、認識を深めました。
1つのことをするのに、
それは航海でも、サンドウィッチを作るのでも、
集まった人の力を必要とすること。
大きな方向性や目的の元に多くの人が集まり、それぞれの個性を共存させていること。
ヨットに親しむ人が増えて日本の海が盛り上がっていけばいいなと思います。
もしクルーを集めたい方がいれば、
その船のやりたいこと
クルーに何を提供できるか
自分がどんな人か
をオープンにする事で、人が来やすくなります。
それはその船がどういう場所であるかという宣言になると思います。
___________
非常に余談です!
梅雨の海上もいいですが、
今回ヨットの乗船場所、東京から電車で3時間ほどの下田の散策もおすすめです。
山の斜面には紫陽花が満開。
元々下田はペリー艦隊が来航した場所。
街の方にも歴史のお話を聞けたり、記念碑も来航した時の再現絵もとても印象的でした。
機械干しではなく、天日干しの干物も売っていて美味しいです。
思わず沢山買いました。
海に出れる機会や居場所が各地に増えていきますように!
エリ
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帆船みらいへ✖️スピリット・オブ・セイラーズ帆船研修 Vol.2最終日!!
帆船みらいへ × スピリット・オブ・セイラーズインストラクター帆船研修!!!
最終日 朝、0600に起床船内の掃除を行い朝食を作る。最終日の朝食は研修生が主体になって調理していきます。時間、手順、食事を提供するということへの姿勢が研修生自身にかかってくる。
朝食後は船内の掃除を行い下船に備えます。パッキング、シーツなどのリネン類も片付けます。
いよいよメインセイル効果測定!
今回は人数がいないので、デッキでのシミュレーションですが研修生がマストオフィサー(セイルを開く号令を出す人)になり実際に行う手順、号令、声量、注意事項等を評価基準に安全にセイルが取り扱える力が身についているかを測定します。
声の声量、注意点、ゲストの安全の確保、とても上手にインストラクションしている姿が頼もしい。
途中、安全に関する事項で手順、安全管理が行われていない場面があり効果測定を中断し、もう一度手順、安全管理について確認した後再開。無事に効果測定をパスしました。
ガフットップスルを広げられるように準備して昨日の要領を確認して開いていきます。少しだけ複雑なセイルの広げ方ですが模型を使って頭のなかにイメージができているようでスムースに号令をかけて、研修生自身で広げる、閉じるを行えました。
朝に作っておいたおにぎりで簡単にランチを済ませ、午前中に使ったセイルをガスケット(マストに固縛)。
座学最後の効果測定 航法 !
法律の問題なので、心配していましたが、理解ができていて安心した。効果測定の内容で、こちらかも解説しづらい点があり今後の課題となった。研修生も僕らインストラクターも共に学んでいる感じが心地よい。
これで全ての研修が終わり、荷物をデッキにあげて修了式!!
ベーシックインストラクター“リョーム”が爆誕。
今回の研修は僕たちにとっても初めての帆船研修。インストラクターを養成することに必要な要素をどれだけ準備し、どこまでのスキルを、どれだけの期間で習得してもらえるのか全く未知数の中、テキストを作り、研修の内容、細かな設定、食事のメニュー作りと尽力してくれたインストラクターのエリにお礼が言いたい。そして参加してれたメンバーのみんな。本当にありがとう。Vol.2を含めた2回目の帆船研修を予定しますね。
過去に航海中に研修のトライアルをやったことがあるのだけれども、船の運航に合わせて必要な研修を行うことは難しく、必要なことを覚えるまでにかなりの日数と人によってスキルのばらつきが起きてしまうことがわかり、集中できるまとまった時間が必要だと思っていた。
今回停泊中の帆船の上で研修を行えたことはとても価値のあることで、帆船を研修会場として提供してくれたみらいへの小原さんはじめ、乗組員の皆さんにはこころから感謝いたします。
最後に、研修を受けたメンバーの感想の一部を抜粋して掲載させていただきます。
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カイさん、エリさん、研修ありがとうございました。
研修全体の感想は、メッチャ楽しかった!…が一番素直な感想です。
15年くらい前にPADIのインストラクターコースを受けた時は、ダイバーとして13年くらいのキャリアを経て受けたんですが、やっぱり当時も毎日がとっても楽しかった。やるべき事は盛りだくさんで2週間毎日ハワイのインストラクターカレッジに通って朝から晩まで座学から実習までみっちりやって、宿舎に帰ってからもテスト勉強や課題をやってました。確かに精神的にも体力的にも大変だったし、周りの研修生は僕より若い人ばかりで体力もあって体育会系の人やバリバリのガイドダイバーやショップスタッフだったりする中で僕だけ40の中年オッサンだったけど、やっぱり今回の研修のように楽しくやってました。
今回も含めて研修なのにこんなに楽しいって思えたのかなって考えてみたんですが、やっぱりそれは一緒に受ける仲間が居て、そして皆が同じく興味のある事を学ぼうと一生懸命だったし、PADIの時は脱落しそうな仲間を励ましたり助けあったりしたからだと思います。今回はたった1泊2日だったけれど、その頃の事がちょっとダブって見えたりしました。
(後略)
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おまけ の研修風景 4
リョームとカイのエアロビクス
ヤシの実で遊ぼう
カイ
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帆船みらいへ✖️スピリット・オブ・セイラーズ帆船研修 Vol.2がはじまった!
「船の生活を人に教えられる・安全にセイルを扱える・船の仕組みを知る」というテーマのVol.2の後半2日間。
Vol.2初日、少なくなったメンバー、研修はさらに内容が濃くなっていく。
Vol.2は身体と頭をつかったプログラムが多いのが特徴だVol.1で覚えた知識を身体で体験してもらいたいと思ってつくったプログラムだからだ。
しかしあいにくの大雨。これではセイル作業は無理そうだ。室内のプログラムに切り替える。
雨でしかできない船内に関することをどんどんプログラムでこなしていく。船内の掃除を朝の30分だけでなく、もっと大掛かり行い、当直中に船橋(ブリッジ)ではどんなことをしているのか?など航海計器の説明、ログブックの記入の仕方、操舵号令、見張りのポイントなどをブリッジで体験していく。
ランチの後は船の海での交通の法律、航法について座学で学び、海図をつかった航海計画を立てるプログラムも行った。
流石に座学と新しい知識であたまがパンパンになっている研修生リョーム。
すこし 休憩して、映画を見る事にしました。
『コスタコンコルディア沈没』に関するビデオだ。
1時間のビデオの後は、それぞれインストラクター、研修生交えて
・沈没の原因
・クルーの対応(良かった事・悪いと思ったところ)
・もし自分だったら(クルーの立場・乗客の立場)
・このようなことが起きないためにできる事
をテーマにディスカッション、シェアリングを行なった。
あっという間に夕食の時間になり
夕食は鳥のつみれ鍋!美味しかった。
夕食後はやはり明日のために座学で予習。今まで触っていない、今日触るはずだったセイル(メインガフトップスル)を模型でシミュレーションしていきます。
明日はいよいよ総仕上げ。半日を通して効果測定の日です。
おまけ
研修風景3
続く
カイ
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